2010年11月27日土曜日

久々のStronghold

昨日は肘もだいぶよくなってきたので、Strongholdに行ってきました!

最後にStrongholdに行ったのは恐らく1ヶ月以上前。(時間が経ちすぎて、最後にいつ行ったのか覚えてませんw)

自分が最後に行った直後に、壁を新しくしたという噂を聞いていたのですが、怪我をしてしまったため、どうリニューアルされたのかかなり気になっていました。

どうせ行っても肘を怪我してるので、ほとんど登れず不完全燃焼で帰ってくるのが目に見えてたので、完治するまで待とうと思っていたのですが、友達に誘われて、誘惑に負けてしまいましたw

壁は全てリニューアルされたわけではなく、部分的に変えられていました。

張り紙によるとこれからも徐々に変えていくみたいでしたが、てっきり全部リニューアルされてるんだと勘違いした自分は少しがっかりでしたw

それでも、やはりクライミングジムは楽しい!

あまりに興奮しすぎて、しょっぱなからクリンプ系を攻め続けかなり指先にダメージを負いましたがw

しかも、肘を怪我してから、登る頻度が減ったため、指皮の減りが激しい!!

完全に無計画でした。。。

それでも、約2時間休み無く登り続けていました。

普段、U of Cで登っているときは、休憩が半分くらいを占めているので、3時間近く登っていますが、座るところが無い分、すぐに疲れが来ます。

U of Cと違って傾斜がキツいというのもありますが、疲れが来るのがかなり早かったですw

やっぱりもっと持久力を強化しないと!

ちなみに、肘の調子は比較的良かったです。

ただ、1つの課題で最後のムーブが少し肘に負担がかかる感じだったのですが、無理に行ったら2,3分くらい痛みがありました。。。

無理せず素直に降りておけばよかったなー。。。

帰ってきてから入念に冷やしたし、それから違和感も無いので、問題ないとは思いますが、これからはあんまり無理せずに登ろうと思います。

本来は登らずに安静にしてるのが一番なのでしょうがw

2010年11月19日金曜日

シューズ

やはり怪我のためそこまで書くことがないですw

一応、肘に負担がかからないように軽ーく登ってはいるのですが、ハードな課題は出来ないし、StrongholdCCCに行くことも無いので、単調な日々になりがちです。

しかし、それではブログとしてあまり良くないので、この際勝手にクライミングシューズレビューをしようと思いますw

まず最初に、自分の好みのシューズがどんなものか語る必要があるでしょう。

自分はボルダリングを主にしているので、アグレッシブさがかなり重要になってきます。

あと、脱ぎやすさ。

多少痛くても、脱いでつま先休憩を挟めば登りに続けることが出来るので、自分にとっては脱ぎやすさはアグレッシブさと同じくらい重要です。

脱ぎやすさを重視してるために、基本的にはベルクロタイプのシューズしか履きません。

今後はどうなるかわかりませんが、今まで所有したシューズは全てベルクロタイプです。

そして、登るときはベルクロを付けません。

よっぽど本気のヒールをしたり、本気でトライしていない限り、ベルクロで足を固定することはないです。
基本的に、足にフィットしたシューズを選んでいるので、登ってる途中でずれたりしないので、敢えてシューズをきつくすることはありません。

ボルダリングが基本でトップロープやリードに関してはかなり不明ですw

ちなみに、自分の足ですがやや幅広めで、足の厚さもあるほうです。

大きくは無いですが、足がごついですw

あと、すべて自分の主観なので、人によって感じ方が違うと思いますので、参考程度に留めておいていただけると幸いです。

さぁ、そこら辺を踏まえて勝手にレビューですw

まずはfive tenAnasazi VCSです。

これは自分が初めて買ったシューズです。

サイズはUSサイズで8ハーフ。

アグレッシブさはそこまで無く、長時間履くことも出来ます。

その分、細かいフットワークが必要とされる課題は厳しいかもしれません。

これといって抜きでた長所も短所もなく、初心者にはちょうどいいシューズかもしれません。

このシューズは買ってから1サイズくらい伸びて、今では少し大きく感じるので、ヒールが少しかけにくい感があります。

もし、購入を考えてるのならば、延び具合も考慮した方がいいと思います。

ゴムがいいのかわかりませんが、しっかりとホールドをとらえることができて、あまり足が滑るってことはなかったと思います。

次に、scarpabooster

サイズのタグが取れてしまっているので、あってるかどうかわかりませんが、確かUSサイズで8だったと思います。

本当はla spotivasolutionが欲しかったのですが、試し履きしたときにあまりにも痛くて、代わりにセールしてたboosterを履いたら、形がかなりフィットしたので買いましたw

ダウントウカーブが結構きつく、ヒールに少し余裕がありましたが、ある程度のヒールなら問題なし。

しかし、ヒールに頼らなきゃいけないときは、滑ったりして少し不安な要素がありました。

その分、つま先は最高でした!

小さいホールドもちゃんととらえてくれるし、オーバーハングしてる壁でも活躍してくれました。

ただ、スメアするときは、材質のせいか皮の部分の消費が激しかったです。

ゴムはfive tenにはやや劣りますが、全体的に問題なし。

かなり使い込まれてツルツルしてるとこでは滑ることが多かったですが、そういう状況もなかなか無いのであまり気になりませんでしたw

続いてevolvpredator G2

サイズはUSサイズで8。

これはbooster程ダウントウではなかったですが、つま先がやや狭めで、boosterと同じくらいアグレッシブさはありました。

自分がこれを買ったのはヒールが気に入ったからです!

ヒーには少し工夫がされていて、凸凹になっているのでヒールをするときに不安は全くありませんでした!

このシューズの問題点はラバーが少し薄いこと。

グリップはいいのですが、ラバーが薄いためにつま先のラバーの消費がかなり激しかったです。

まぁ、U of Cの壁がセメントで出来てるというのあってだと思いますが。。。

そして、4代目がfive tenのproject

サイズは今までで一番小さくてUSサイズで7ハーフ。

これは使い初めてまだ1ヶ月程度ですが、今のところベストシューズです!

アグレッシブさも有りながら、そこまで痛みは無いです。

まぁ、アナサジと比べるとだいぶ痛いですがw

ヒールも少し余裕がありますが、かなりかかりやすく、ゴムのグリップも文句なし!

染料が落ちやすいという欠点と、あと素材が少し柔らかい気がします。


自分は足に厚みがあるほうなので、サイズが小さいのもあってか、かなりきついシューズを履いてるように見えて、あまり見た目はよくないかもしれないですw


左上がAnasazi VCS。右上がBooster。右下がPredator G2。左下がProjectです。

ちなみに、フィット感で言うとAnasazi VCS, Project, Booster, Predator G2の順で

ヒール Predator G2, Project, Aasazi VCS, Booster

アグレッシブさはBooster, Predator G2, Project, Anasazi VCS.

ゴムのグリップはProject, Anazai VCS, Predator G2, Booster

という具合でしょうか?

Anasazi VCSが少しヨレてるところを見ると、素材がやわらかいのかも知れません。

ただ単に、一番古いっていうだけかもしれませんがw

補足情報としてですが、個人的にfive tenは臭いが付きやすい感じがします。

一番臭わなかったのがevolvかな?

今のところProject以外は以前の書いた通り洗っているのですが、問題は全く無いです。

構造上のことは全く分かりませんが、自分の感覚ではこんな感じです。

シューズはクライマーにとって一番気にするべき道具だと思うので、少しでも参考になれば幸いです。

カルガリーで買うことができるクライミングシューズはかなり限られているので、Mad Rock小山田さんが履いているのはMad Rockですよね!)とかは手に入りにくいです。

ネットで購入することも出来るのですが、やっぱりクライミングユーズは履いてみないといけないので。。。

カルガリーにもクライミングシューズの品揃えがいいところがあるといいんですけどね。。。

2010年11月13日土曜日

悶々とした日々

肘がよくなってきたので、10日ほど前から軽くクライミングをしてましたが、今週は学校でやることが多かったのもあった、一回しか登ってません。
かなり休息しているからななのか、体のコンディションは凄くいいのですが、怪我のために思い切ったムーブが出来ず、結局不完全燃焼で終わることが多いですw
特に、今週は登ることすら出来ていないので、かなり悶々とした日々が多かったです。
そういうときに、自分がするのはクライミングビデオを見ること。
見ると余計登りたくなっちゃうんですけどねw
とりあえず、クライミングビデオを見てるだけでも、上手い人ののぼりを見て研究することができるので、見ないよりはマシだと思います。
当然、上手くなるための一番の近道は登ることだと思いますが。。。
Youtubeにもクライミング動画はかなりあるんですが、自分がよく使うのはDead Point Magazineというサイトです。
ここはクライミング情報もあるので、ビデオを見るついでにクライミング情報もチェックするのが自分の日課ですw
昨日、小山田大さんがDave Grahamが初登したBig Powを登ったみたいですね!
今年の5月くらいにも、小山田さんはスイスに遠征に行ってて、そのときもThe Story of Two Worlds(これまたDave Grahamが初登して、しばらく二登者は出てませんでした。ちなみに、そのときの記事はこちら)を二登して、かなり話題になりました。
遠征という限られた時間の中で結果を残す小山田さんは素晴らしいクライマーですね!
次々と難しい課題に果敢に臨み、自らも新しい課題を開拓し続けるのは本当に大変なことだと思います。
自分も早く怪我を治して、少しでも小山田さんに近づきたいものです。。。

ちなみに少しですが↓の動画で、小山田さんがBig Powをトライしてる姿が見れますよ!

Switzerland 2010 • Chironico • Jon Glassberg, Connor Griffith, Carlo Traversi, & Dai Koyomada from Jon Glassberg on Vimeo.

登ったときの詳しい状況などは小山田さんのブログで詳しく書いてあるので、興味ある方は是非読んでみて下さい。

2010年11月1日月曜日

一年前の悲劇

骨が欠けてからしばらく経ちましたが、まだあまり登れる状態なので去年の怪我の話をしようと思います。(まぁ、我慢できなくて、肘に負担がかからないように登ってますがw)

状況は骨が欠けた時とほぼ同じで、壁のトップ辺りでヒールをかけつつ次のホールドに手を伸ばした瞬間にヒールが外れ、右手だけでは勢いをコントロールすることが出来ずに落下。

かなり勢い良く落ちて、左手をみると前腕の真ん中辺りから完全に曲がっていました。。。

もうこの時点で折れてるだろうなっていう感覚がw

まぁ、見た目が見た目だったんでw

軽く頭を打ったのもあって、少し横になりすぐに病院へ。

カナダは医療従事者がとても少ないらしく、腕が曲がった状態で5,6時間待った結果ギブスをしてもらいました。

不思議と痛みは無かったのですが、自分の変な風に曲がった腕を見るのは少し変な気持ちでしたw

ギブスをしたはいいもの、折れたときの見た目通り派手に折れてたらしく、後日手術決定w

実は個人的にはこの手術が一番痛かったです。。。

骨と骨を固定するためにピンを3本入れたのですが、後日経過を見た時にピンが皮膚から突き出てましたからね。。。

あれは見た目的にきつかった。

結果、3ヶ月ほどギブスをしてました。

その間は右手のみでクライミングをしてましたw

当然、右手がかなり強くなりましたが、それよりもフットワークとバランスは飛躍的にバージョンアップしましたw

両手で登っていると腕力に頼ってしまうムーブも片手だけだと、自分のボディーバランスやフットワークを巧みに使って解決しなければいけないので、テクニック面ではかなり上達出来たと思います。

左手のギブスが取れてからは、左手の力の無さや動きの悪さにフラストレーションが溜まることもありましたが、現在はかなり回復してます。

1年以上経った今でも左手は右手の60%程度の力しかありません。

それでも、フットワークやボディーバランスの収穫はかなり大きく、普通に登る分には左手の弱さはほぼ気になりません。

今回は右肘を怪我しましたが、前回に比べれば軽傷なので、そこまでの後遺症は残らないと思います。

当然、怪我をする前と比べると、弱くなったり、動きが悪くなったりすると思います。

それでも、去年の怪我の経験から言えば、登れば登るほど上達していくと思います。

怪我=クライミングが下手になるっていうよりは怪我=上達のチャンスだと思います。

怪我は無いほうが当然いいですが、怪我をしたからこそ身につけられるテクニックもあると自分は思います。

どのスポーツにも怪我は付き物で、クライミングをしながらも怪我に悩まされてる人も多いと思いますが、怪我を機にクライミングスタイルを少し変えて、普段使わない動きを取り入れてみてはどうでしょうか?

もちろん、怪我をしている最中は安静に、治す事に集中した方がいいと思いますがw