2011年5月29日日曜日

Bouldering World Cup in Canmore!!

そうです!

待ちに待ったボルダリングのワールドカップを観戦してきたんです!

思えば、数ヶ月前にCanmoreでワールドカップが開催されることを知ってから、ずっと心待ちにしていました!

なんと言っても、世界トップレベルのクライマーの登りが目の前で観ることが出来るのです!

しかし、当日の天気はまさかの雪!!w


先週末から少しずつ天気が崩れてきていたので、雨かな?とは思っていたものの、まさか雪が降るとは。。。

カナダなりの歓迎の仕方なのかもしれませんが、さすがにタイミングが悪い。。。

当然、気温も低く、ウィンタージャケットを着て観戦してました。
そんな中、なんと日本人選手の方々はタンクトップ!

茂垣選手と清水選手に至っては、タンクトップにハーフパンツ!!


予選第3課題をトライする茂垣選手 予選第4課題をトライする清水選手。

さすが鍛えられているだけあります!w

タンクトップが功を奏したのか(?)、男子は6人中5人が準決勝へ!

しかも、トップ3は全員日本人という圧倒的な強さ!

第3課題を完登したのは日本人選手だけだったというのが大きかったのかもしれません。

女子も野口選手が6位で準決勝進出。

萩原選手は寒さがこたえたのか24位で、準決勝ならず。。。

翌日の準決勝では天気も少し回復し、暖かくなりましたが、それでも曇り。

しかし、日本人選手の勢いは止まらず、清水選手が1位で決勝、堀選手が6位で決勝進出!

野口選手も2位で決勝!

この段階で、ワールドカップ初の男女初優勝の可能性が見えてきました!

そして、決勝!

やはり決勝だけあって、どれもユニークな課題ばかり!

男女ともに全ての課題が違うスタイルで、総合的な強さが要求されたように思います。

そんな中でも、日本人選手は大健闘!

堀選手が1課題目を最初のトライで登り切り、その後は完登者はおらず、堀選手のみ完登!

2課題目はバランスが要求されるスラブ系。

この課題を登り切ったのは、スロベニアのKlemen Becan選手のみ。

3課題目は傾斜の強い、ダイナミック系で、堀選手は2トライ目で完登。

最後のムーブがキーだったらしく、登り切ったのは堀選手とカナダ代表のSean McColl選手のみでした。

最終課題はかなりユニーク!!


かなり狭いところから手を伸ばして、次は悪そうなホールドへ!


堀選手、清水選手ともにいいところまでいったのですが、完登ならず。。。


登り切ったのはドイツのStefuan Dunker選手とKlemen選手とのみ。

女子の1課題目は最後のムーブが核心で、絶妙な距離のホールドをどう取るかがキーでした。

野口選手は時間がかかったものの、完登。

Anna Stohr選手と韓国のJain Kim選手も完登。

ドイツのJuriane Wurm選手も難なく完登し、1課題では誰が勝つのか全く予想できない状況。

2課題目は1手目からいきなり核心!w

いきなりダイノで、その後は少し体重を移動させながらバランスを保って最終ホールドへ。

どの選手も最初のムーブに少し時間をかけていましたが、野口選手、Jain選手、Anna選手、そして、選手もJuliane完登。

3課題目はリーチ系。

背の低いJain選手とはかなりいいところまで行っていましたが、完登ならず。

Anna選手は2トライ目であっさりと完登。

この時点で、Anna選手がトップに出ますが、野口選手が1トライ目であっさりと完登!

第4課題はオーバーハング!

Jain選手はてこずっていたものの、何とか完登!

そして、Anna選手も2トライ目で完登。

この時点で、優勝はAnna選手か野口選手。

しかし、野口選手が優勝するには1トライ目で完登しないといけない。。。

そのプレッシャーにも負けず、華麗なフットワークで野口選手が見事に1トライ目で完登し、優勝確定!!

そして、なんと男女ともに日本人が優勝するという快挙!!

最後の表彰式は感動しました!!



両選手、おめでとうございます!

しかも、大会翌日が野口選手の誕生日ということもあって、みんなでハッピーバースデーでお祝い!w

大会後に堀選手と野口選手に写真のお願いをしたところ、快く引き受けてくださいました!!


しかも、野口選手はドーピング検査で時間がないというのに、応援に来た日本人みんなと選手みんなでと写真を撮りましょうと提案!!


ここで少し、選手の皆さんとお話することが出来ました。


清水選手は決勝の第1課題で肘を怪我してしまったみたいですが、それであの登りは凄い!!


是非アメリカまでに治して、素晴らしい登りをしてもらいたいです!


お二人ともとても嬉しそうで、是非この流れで次のアメリカの大会も頑張って欲しいと思います!!

ちなみに、前日Chis Webb Persons選手にも写真のお願いをしたところ、あっさりオーケーしてくれて、しかも気さくに話しかけてくれました!!

密かに、Chris選手は自分が好きなクライマーの1人だったので大感激!!

というか、野口選手、堀選手、Chris選手に問わず、みんなすごくフレンドリー!!


話しかけたら、いやな顔せずに答えてくれるし、写真にも凄く丁寧に応じてくれました!!

まさかここまでわき合い合いとした雰囲気の中で大会が行われるとは、思ってもいませんでしたw

もっと勇気を振り絞って話かければよかった。。。

特に、初日は萩原選手ともお話させていただいたのに、何故か写真を撮ってもらうということが全く頭に浮かばず、結局最後までそんな写真を撮らせてもらうチャンスはありませんでした。。。

でも、大会自体は楽しめたし、自分のモチベーションの向上はもちろん、色々なスタイルの登りを観ることができて、とてもいい刺激になりました!

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