彼は現在、Alex PuccioとEnglandで同棲中らしく、ワールドカップが終わったので、二人ともトレーニングに集中しいているみたいです。
ChirsはThe Climbing Worksというクライミングジムで働きつつ、大学生にクライミングを教えたりしてお金を貯めているそうです。
お金を貯めているというのは、来年のワールドカップへ向けて。
彼はプロクライマーとして色々な企業からのサポートを受けていますが、長い期間世界を飛び回るワールドカップの旅費は彼自身でまかなっているとのこと。
当然ですが、どれだけ実力があっても旅費が無ければワールドカップに参加できません。
彼の母国であるオーストラリアではクライミングはメジャーではないようで、企業が積極的にワールドカップを支援することも無ければ、クライミング協会のようなものがあるわけでもないのです。(確か、彼がオーストラリアからの初めてのワールドカップに出るクライマーだったと思います。)
この現状はあまり珍しいことではないらしく、堀創選手にキャンモアのワールドカップでお会いしたときに、自費で来てると言っていました。
ヨーロッパではクライミングがすごく盛んで、ワールドカップの課題はヨーロッパスタイルだという話も聞いたことがあります。
Daniel Woodsはインタビューでヨーロッパの選手はワールドカップ前に合宿を行って、チーム全体の連携を高めると共に、ワールドカップに向けての専門的なトレーニングをするけど、アメリカですらそれが行われていないらしいです。
だから、毎回ヨーロッパの選手が入賞するのも頷ける状況のようです。
先日、日本でも始めての日本代表の強化合宿が行われて、少しずつクライマーの待遇は良くなっているかもしれませんが、最前線で世界で活躍してるヨーロッパの選手と比べればまだまだのようですね。。。(日本代表の強化合宿の詳しい様子はF-STYLEのこちらで詳しく書かれているので、興味がある方は是非読んでみてください!)
自分はコンペに出ようという気持ちはまだありませんが、コンペがU of Cでも開催されるのでこういうことに興味が出てきました。
昔はもっと能天気に登ってたんですけどねw
しかし、こういう現状の違いがありつつも、世界で戦っている人達を応援したくなります。
もし、来年もキャンモアでワールドカップが開かれたら、今年とは違う見方をすることになりそうですw
ちなみに、余談ですが、Chir Webb Personsが働いてるクライミングジムが凄いですw
設備良すぎ!!
壁が凄いことはいうまでも無いのですが、エスプレッソマシーンがあったり、タダで整体してもらえたりと言う事無し!
こんなジムがカルガリーにもあったらなー。。。
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